AT小型二輪免許を限定解除(その10・卒業検定)
さて午後からは卒業検定、休日と言うこともあって多くの人が検定を受ける。
コース発表の時間になり、張り出された表をみてみると、大型・普通・小型・審査(限定解除)等で分けられた1~7班のうち、自分は7班。審査は一人しかおらず寂しい。
検定の順番としてはみんなの中の一番最後で、コースは苦手な急制動が最後にあるコースでした。やだなぁ。
その後、教室に集められ、検定説明のビデオが流され、検定の流れを説明された。検定員は3人で先ほどの1~7班を三つに分けて、同時に3人ずつ検定が進んでいく様だ。
いよいよ検定スタート。
とはいっても、約50人もいるので、なかなか順番は来ない。
校舎の2階テラスから順番が来るまで検定の様子をぼんやりながめたり、他の受検生とおしゃべり。
2~3人ほど検定中止になってしまった方は見たが、おおむね受かっていそうな状況で、だんだんと緊張が高まってくる。落ちたら1時間補習をうけ再度検定で約6000円かかると思うとなんとしても一発で受かりたい。
技能教習延長や再検定でも料金が変わらない安心パックが標準でついてくる教習所にしておけば緊張も少しは和らいだかなとも思うが、今更思っても仕方ない。
2時間ちょっと待ち、やっと自分の番。コースは休日の夕方ということもあるのか教習生はすくない、これはチャンス。あと、他の受検生はみんな検定を受け終わっているので見られている感がない。
まぁ乗り始めてしまうと緊張もなくなる。が、坂道発進後の交差点で発進しようとしてエンスト…
検定を受ける前の教室での説明で教官が「エンストすると焦ってしまうから、深呼吸して落ち着いて」と言っていたのを思い出す。
やっちまったものは仕方ない。ここから先はがんばろうと、一時停止、障害物の回避、踏切、クランク、見通しの悪い交差点、八の字は何とかクリア。
続いてスラローム、パイロン接触が一番怖いので減点覚悟で慎重に進む。続いて一本橋は得意なので問題なし。最後の急制動は…相変わらずギアチェンジに手間取り少々もたついたけど、停止時にロックもせず、切り抜ける。そしてやっとのことで発着点に帰る。
結果を聞きに検定員室へ、エンストのこと、スラロームが遅かったこと、減点まではいかないけど、合図のタイミングがあやしかったことを指摘されたけど何とか…
技能審査合格!ふー、何とかなった。
その後、皆と卒業式かなぁと思ったら、審査だからなのか、時間が遅かったからか、一人だけ別に合格証明書をもらい、免許センターでの限定解除の手続き方法を教えてもらう。ちょっと寂しい。
まぁいろいろあったけど、楽しい教習だった、教官のみなさまに感謝。大型もここでとろうかなぁ。